バイナリーオプション取引でエントリーポイントって大事?

バイナリーオプション攻略手法

バイナリーオプション取引でのエントリーポイント、みなさんはどのように見つけているでしょうか?

チャートを分析して自分なりの勝ち方を見つけている人、シグナル配信を信じて任せている人、ギャンブル方式でやっている人、色々な手段でエントリーしていらっしゃると思います。

バイナリーオプション取引で利益を上げるためには、勝てるポイントでエントリーすることです。さらに、自分でポイントを探せるようになることが一番メリットがあります。

今回は、勝てるエントリーポイントの探し方をご紹介します。

 

エントリーは数撃ちゃ当たる?

手当たり次第のエントリーは当たるのでしょうか?

初心者がやってしまいがちなのは、どこでもエントリーのチャンスと考えてしまうことではないでしょうか。エントリーは数撃ちゃ当たるものではありません。正確には、当たる時も外れる時もありますが、勝ち続けることは難しいでしょう。

確実に勝てるというポイントを見つけ出し、エントリーしていくことで勝ち続けることができますし、チャートを見て分析できるようになると、なぜそこがエントリーポイントなのかがわかってきます。

分析と言われると難しく感じますよね。ですが、それを助けてくれる色々なテクニカル指標やチャートの見方があリますので、ご紹介します。

 

エントリーポイントの見つけ方

値動きが大きくなる時間帯

エントリーする際に、値動きが大きいと勝った時の利益も大きくなりますよね。相場の流れの中では、値動きが大きくなったり小さくなったりする時間帯があります。ここでは、値動きが大きくなる時間帯をご紹介します。

まず、午前 9:30頃〜午前 9:55頃。仲値が決まるまでのこの時間帯には、ドル買いが起きて円安になる傾向があります。特に5や0がつくゴトー日と呼ばれる日には、この傾向が強くでます。

午後 4時頃〜翌 2時頃は、ロンドン市場がオープンする時間帯で、特にクローズする1時間くらい前は『ロンドンフィックス』と呼ばれ、日本の仲値が決まるような時間帯にあたります。

午後 9時頃〜翌 6時頃ニューヨーク市場がオープンする時間帯です。すでにロンドン市場もオープンしているため、取引参加者も多く値動きが大きくなります。また、日本時間の翌 1時には金のスポット価格が決まったり、仲値が決まったりする時間で、これは『ロンドンフィキシング』と呼ばれます。

このように、各市場がオープンする時間、そしてクローズする時間、具体的にはオープン前後1時間くらいやクローズする1時間前くらいが、値動きが大きくなりますから、エントリーポイントを見つけやすくなります。

ファンダメンタルズ

ファンダメンタルズとは、国や企業などの経済状態などを表す指標のことで、「経済の基礎的条件」と訳されます。

引用:SMBC日興証券

ファンダメンタルズは、内容によってはすぐに値動きに影響しないものもありますし、その後で大きなトレンドになる場合もあります。具体的な内容としては以下のものがファンダメンタルズにあたります。

  • 国や地域の経済成長率・物価の上昇率・財政収支など
  • 企業の売上高や利益、業績など
  • 要人の発言
  • 国の銀行の金融政策発表など
  • 戦争
  • 政治の動きなど

これらの事柄が起きた時の相場の反応を踏まえておくことで、エントリーポイントを見つけ出しやすくなります。

マルチタイムフレーム

エントリーポイントを探す際に、どの時間足でチャートを見ているでしょうか?

時間足には、1分足・5分足・15分足・30分足・1時間足・4時間足・日足・週足・月足とあり(見るチャートによって違いがありますが)、チャートのローソク足1本を表すものになります。

15分足であれば、15分間の始値・終値をローソク足の本体で表し、15分間でもっとも高い取引の値ともっとも安い取引の値をローソク足のひげで表します。

バイナリーオプション取引では、相場の大きな流れを把握してエントリーすることで、大きな利益を得ることができます。そのためには、短い時間足でチャートを見るだけでは、相場がどのような流れの中にいるのかを把握することはできません。

そこで、マルチタイムフレーム分析が必要になってきます。これはチャートを分析する際に、いろいろな時間足で見ることです。

短い時間足で見た時に、上昇傾向だった相場でローソク足が逆行したとしても、長い時間足で見た時には上昇トレンドの真っ最中だった、ということもあります。

いろいろな時間足でチャートを見ることで、本当にエントリーして良いタイミングなのかを判断することができます

 

テクニカル指標を使ってエントリーポイントを探す

トレンド相場の場合

トレンド相場の時は順張り(株価が上昇している時は買い、下落している時は売る)でエントリーが基本ですが、どこでエントリーしても良いというわけではありません。

移動平均線を利用して、押し目・戻り目でエントリー

トレンド相場の最中には、「戻し」と呼ばれる現象でトレンドの方向とは逆方向に小さく進むことがあります

トレンド相場では、一般的に順張りでエントリーします。ですから、もし「戻し」の最中にエントリーしてしまうと、負けになってしまいますよね。

では、どのタイミングであれば、トレンド相場で大きな利益を得られるエントリーができるのか?

この「戻し」は、終わればまたトレンドの方向へ相場が動きます。その瞬間(押し目、又は戻り目)がエントリーのタイミングになります。このタイミングを掴むために使うテクニカル指標が「移動平均線」です。

移動平均線は、同じトレンド方向に向かって傾斜を描きます。その傾斜が急であればあるほど、ローソク足が触れた時に反発する傾向にあります。

じゃあ、移動平均線にローソク足が触れた時がエントリーのタイミング!としたくなりますが、その瞬間に必ず反発するとは限りません。ローソク足が反発した後、確実にトレンド相場に戻ったことを確認することが大切です。

ここはリスクを回避するために、反発した後のローソク足2本目にエントリーすることをおすすめします。

最高値・最安値のブレイクポイントでエントリー

トレンド相場のエントリータイミングは、前回の最高値・最安値を目安にすることもできます。

上昇トレンドで「戻し」の状態になった時、一度安値になった値よりもさらに下回った時をねらってエントリーします。

なぜかというと、前回の安値を下回らないところでエントリーすると、反発せずにさらに下回ってしまう可能性があるからです。そこは必ず確認してからエントリーすることで勝てるポイントになります。

下降トレンドはその逆で、一度高値になった値よりもさらに上回った時がエントリータイミングになります。

レンジ相場の場合

レンジ相場の時は、逆張り(株価が上昇しているときは売り、下落している時に買う)でエントリーとなります。

RSIを利用したエントリー

RSIは、株の売られすぎや買われすぎがわかる指標で、0〜100%の数値で表されます。

一般的に、株が売られすぎた時には「買い」が入り、株が買われすぎた時には「売り」が入るので、その瞬間に逆張りでエントリーすることで利益がでます。

株が売られすぎたり買われすぎたりして、そろそろ逆方向へ相場が動くという瞬間を知るために、このRSIを使います。RSIの数値が、20〜30%以下になると「売られすぎ」、70〜80%以上になると「買われすぎ」と判断します。

ただし、この指標はトレンド相場の時には、常に売られすぎや買われすぎの状態になってしまいますので、相場の動きが穏やかなレンジ相場で使うことをおすすめします。

 

ゾーンを作ってエントリーに余裕をもつ

テクニカル指標の中には、1本のラインからエントリーポイントを探す手法もありますが、ゾーントレードは、2本のラインの間(ゾーン)にローソク足がきたタイミングを、エントリーのチャンスとする手法です。

1本のラインではなくゾーンとして表すことで、余裕を持ってエントリータイミングを図ることができますし、他の指標を見ながらエントリーポイントを決めることもできます。

また、レンジ相場の最高値・最安値がわかりやすくなり、レンジ相場が終わるタイミングを掴むこともできます。

このゾーントレードの場合、ゾーンにローソク足が入ったタイミングが最高値、あるいは最安値となり、そのタイミングで逆張りのエントリーとなります。

ゾーンの作り方は人によっても違いますが、相場が転換している箇所でローソク足のヒゲの長さが長い箇所に作ります。ゾーンの幅は、ローソク足の実体から出ているヒゲの根本から、ヒゲの先までです。

 

シグナル配信は信じて大丈夫?

エントリーポイントがわからない、自分で探すのが面倒。そんな人のために、LINEなどでエントリーポイントを配信するものがあります。

ただ、LINEで指示されてから実際にエントリーして取引するまでに、時間がズレたりしてうまくいかない場合も多いです。また、どうしてそこがエントリータイミングなのかが、はっきりしないものもありますので、注意が必要です。

 

エントリーポイントを探すときの注意点

約定力が高いバイナリーオプション業者を選ぶ

約定とは…

注文売買が成立することを意味します。
トレーダーが注文画面から「売り注文」「買い注文」のオーダーを出し、業者側(発注システム)の「売買発注が成立」するまでの一連の流れです。

引用:SAKURANPOST

約定力とは、その名の通り約定する力のことで、注文を出してすぐ売買が成立するのか、その速さを評価したものです。

取引をする際には、パソコンやスマホからの注文を業者のサーバーで処理するために、多少なりとも時間差は出てしまったり、業者のサーバーの力によっては注文の処理時間が変わってきます。

その処理時間のズレの間に為替レートが動いてしまうことで、利益が少なくなったり、勝てるポイントで勝てなくなることがあります。

バイナリーオプション業者を選ぶ時には、あまりにも約定力が低い業者は避けましょう。

海外のバイナリーオプション業者の一つであるハイローオーストラリアは、約定力が高いことで知られていますのでおすすめです。

エントリーのタイミングを逃した時は諦める

エントリーポイントを見つけるのが遅かったり、判断を迷っているうちにタイミングを逃してしまったりということは、よくあると思います。

ここで大事なことは、あせらないことです。タイミングを逃したからといって、あせってエントリーすることで自分の判断とは違う箇所になってしまっては、勝てるものも勝てなくなります。

一つタイミングを逃しても、またその後に来るエントリータイミングを、じっくり待つことが大切です。

 

まとめ

  • 値動きが大きい時間帯
    • 午前 9:30頃〜午前 9:55頃 …仲値が決まるまでの時間で円安傾向
    • 午後 4時頃〜翌 2時頃 …ロンドン市場がオープンする時間
    • 午後 9時頃〜翌 6時頃 …ニューヨーク市場がオープンする時間
  • ファンダメンタルズ(世界情勢や国や地域の経済状態などを表す指標)による相場の反応を踏まえておく
  • マルチタイムフレーム(いろいろな時間足でチャートを分析する方法)
  • テクニカル指標を使ってエントリーポイントを探す
    • トレンド相場の場合に使う移動平均線で、トレンド相場で起こる「戻し」が終わるタイミングを判断してエントリーする
    • 前回の最高値・最安値をブレイクしたタイミングでエントリーする
    • レンジ相場の場合に使うRSIで、株の売られすぎや買われすぎを判断し、その後相場が逆方向に動くと予測しエントリーする
  • ゾーントレードでエントリーに余裕を持つ
    • ライン1本の指標ではなく、2本でゾーンとして表すことで、余裕を持ってエントリーポイントを探せる
  • エントリーポイントを探すときの注意点
    • 約定力が高いバイナリーオプション業者を探す
    • エントリーのタイミングを逃した時は諦める

 

いかがでしたか?

今回は、バイナリーオプション取引で最も重要なエントリーポイントについてご紹介しました。エントリーポイントを探す方法は、トレンド相場・レンジ相場によって違います。また、それぞれ使うテクニカル指標も違いました。

エントリーポイントを見つける目的は、取引で勝つことです。そのためには、相場がどんな状態なのか、これからどう動いていくのかを予測することが大切です。

値動きが大きくなる時間帯、チャートの時間足、テクニカル指標、さまざまなものを利用して勝てるエントリーポイントを探してみてください。

タイトルとURLをコピーしました