バイナリーオプションの30秒取引は難しい⁉攻略法を覚えよう!

バイナリーオプション攻略手法

バイナリーオプションの取引の一つである『30秒取引』をされた事はありますか?

海外バイナリーオプション業者で取引をする場合には、自分で判定時間を決める事ができます。その中でも、判定時間が極めて短い取引が30秒取引です。

バイナリーオプション取引をしている方でも、30秒取引では取引をした事の無い方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、30秒取引についての解説していきます。

30秒取引ってどんなもの?

30秒取引の特徴について見ていきましょう。

海外バイナリーオプション業者でのみ取引が可能

バイナリーオプション取引は、国内バイナリーオプション業者と海外バイナリーオプション業者で取引のルールが違います。

判定時間において、国内バイナリーオプション業者で取引する場合は、取引の開始時間から判定時間までの時間が、最短で2時間後と決められています。

2013年に施行されたバイナリーオプションの規制により、このような違いが生まれたため、バイナリーオプション取引を判定時間30 秒で取引をする場合は、海外バイナリーオプション業者でしか取引が出来ないのです。

海外バイナリーオプション業者の中でも、30秒取引が出来る業者と出来ない業者がありますので、30秒取引をしたい方は、バイナリーオプション業者を選ぶ際に注意が必要となります。

30秒取引が出来る海外バイナリーオプションには、ハイローオーストラリアやザ・オプションなどがあります。

バイナリーオプション取引の中でも判定時間が最短

海外バイナリーオプション取引では、判定時間を30秒後、60秒後、2分後、5分後、15分後、1時間後、2時間後、1日後など、自分で決める事ができます。

30秒取引は、設定できる中で一番短い判定時間となります。

とても短い時間で、取引を終結する事が可能となる為、取引回数を増やす事が可能となります。

取引回数の増えすぎて、ギャンブル感覚に陥らないよう注意しましょう。

取引の途中キャンセル、転売が出来ない

取引の開始時間から判定時間までが30秒と極めて短い取引である為、途中のキャンセル、転売は出来なくなっています。

取引画面の操作ミスなどに注意して、スムーズに取引が出来るようにしておきましょう。

チャート分析が難しい

バイナリーオプションの30秒取引は、他の判定時間と比べ、とても短い取引なため、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いて分析するだけの時間がありません。

チャート分析でよく使われているローソク足も、30秒足というローソク足の設定が無いため、ローソク足を使った分析も出来なくなっています。

根拠をもって取引をする事が難しくなり、直感的な取引となる可能性が高くなります。

ペイアウト倍率が高い

バイナリーオプション業者により違いがありますが、ペイアウト倍率が他の取引時間に比べて高く設定されている業者が多いです。

バイナリーオプション取引では、ペイアウト倍率が高い=投資家が勝つ事が難しい取引であると言えます。

ペイアウト倍率の高く、短時間で多くの利益を出す可能性が高くまります。

高いペイアウト率に釣られ、取引を繰り返す危険もある為、ギャンブル感覚に陥らないよう注意しましょう。

30秒取引を攻略するには

バイナリーオプションの30秒取引を上手く活用する方法を見ていきましょう。

取引量の多い通貨ペアで取引する

バイナリーオプションの30秒取引は、30秒という短い時間に値動きのある相場で取引をする必要があります。

値動きの少ない相場の場合、取引の開始時間の価格と判定時間の価格が同じ価格となる事があります。

取引の開始時間と判定時間の価格同じ場合の事を『ドロー』(引き分け)と言い、勝敗の無い判定となります。

30秒取引が可能なバイナリーオプション業者の取引ルールとして、『ドロー』=『負け』となる事が多いようです。

バイナリーオプションの30秒取引する時の通貨ペアが取引量の少ない通貨ペアの場合は、値動きが少ない相場となり、『ドロー』となる可能性が高くなります。

バイナリーオプションの30秒取引をする場合は、取引量の多い通貨ペアを選ぶようにしましょう。

トレンド相場の時に順張り

バイナリーオプションには、三種類のトレンド(値動きの仕方)があります。

上昇トレンド 

  • 相場が一定の割合で上昇し高値を更新し続けてる時

下降トレンド 

  • 相場が一定の割合で下降し底値を更新し続けてる時

レンジトレンド 

  • 一定の範囲内で上にも下にも動かない状態

動きのあるトレンドを『トレンド相場』、動きのない相場を『レンジ相場』と言い、バイナリーオプションの30秒取引でで利益を得るには、トレンド相場を見つける必要があります。

順張り

  • 相場の値動きに合わせて、トレードする方法です。
  • 値動きが、上昇していれば、そのまま上がり続けると予想し取引をする事を言います。

バイナリーオプションの30秒取引以外の時間で取引をする場合は、判定時間までの間に相場が反転する可能性を考える必要がありますが、相場が反転するには時間が掛かるため、30秒取引では値動きの流れのままにエントリーしても、相場が反転せずに判定時間になる可能性が高くなります。

但し、ノイズと呼ばれるチャートが一瞬鋭く、大きく動くという予測の出来ない事があります。

取引終了時刻にノイズが起こり、負けてしまう可能性もあります。

ノイズが発生した時に逆張り

逆張り

  • 相場の値動きとは反対にトレードする方法です。
  • 値動きが上昇している時に、下降すると予想する事を言います。
  • どこまで上昇(下降)するのかというタイミングを見極める必要がある取引方法です。

ノイズ

トレンド相場、レンジ相場、どのような相場でも発生しています。

  • 機関投資家や企業などによる大口の取引が行われた時などに発生するようですが、ランダムに発生する為、予測する事が困難です。
  • 5分足以上の上位足などでは、あまり確認できず、数秒から10 秒程度しか続かないため、バイナリーオプションの30秒取引以外の取引では、勝敗に影響がありません。
  • バイナリーオプションの30秒取引以外では、あまり重要視されないノイズですが、30秒取引においては、大きなトレンドが一瞬だけ発生したというサインとなります。

ノイズを見つけ、ノイズの頂点で逆張りにエントリーをする事により、30秒後の値動きが逆方向へ動いている可能性が高くなります。

一瞬だけ発生するノイズを、正しく、すぐに見つけ、すぐに逆張りエントリーをしないといけない為、チャートの動きを見続ける事とノイズを素早く発見できる集中力が必要となります。

ノイズは、レンジ相場の時でも発生するので、レンジ相場の時にも使える手法となります。

チャートの分析や相場の転換などの難しい事を考える必要が無いので、初心者の方には、ノイズだけを見て取引するというのも一つの方法となるでしょう。

相場が活発な時間帯に取引する

バイナリーオプションの30秒取引で勝率を上げる為には、強いトレンド相場が起こっている必要があります。

相場に大きな動きがあれば、強いトレンドが発生しやすくなります。

トレンドが強ければ強いほど、一つの方向に相場が動く為、反発が起こりにくなります。

相場が活発になる時間帯を把握するようにしましょう。

市場開始前後

市場の開始直後は、投資達が一勢に取引を始めるために動きが活発になります。

世界中にある為替市場の中で、利用者が多い世界三大市場と言われる市場があります。

世界三大市場は、ニューヨーク市場・ロンドン市場・日本市場のことを指しており、この市場の開いている時間が、最も相場に動きがある時間帯と言えます。

三大市場の取引時間

  • 日本市場       9時    ~ 18時
  • ニューヨーク市場 22時 ~      7時(21時~6時:サマータイム時)
  • ロンドン市場   17時 ~   2時(16時~1時:サマータイム時)

サマータイムがある夏期間(3〜11月)は、開始時間、終了時間が一時間早くなるので注意が必要です。(アジア圏を除く市場)

特に、22時~2時の時間帯は、世界三大市場と言われるニューヨーク市場とロンドン市場の二つの市場が開いている時間帯が重なる為、大勢の投資家が参加している時間帯となりトレンドが発生しやすい時間帯となります。

経済指標の発表時

アメリカの雇用統計や景気指数などの経済状況を数値化した経済指標が発表されると、為替相場が上下し、市場の値動きが激しくなります。

特に人気の高い通貨に影響を与える発表には、注意が必要です。

アメリカでは、毎月第一金曜日に発表されており、日本時間では夏は21時30分頃・冬は22時30分頃から相場の動きが活発になる傾向があります。

節目の時間

市場が閉まる時間や日付の変わる時間などは、取引を今日中に終わらせたいと考える投資者により、値動きが激しくなります。

バイナリーオプションの30秒取引に適した時間帯を把握しする事で、勝率を上げる事が出来る可能性があります。

ティックチャートを活用する

普段使っているローソク足や移動平均線などのインジケーターに加えて、ティックチャートを表示しましょう。

ティックチャートは、相場に動きが合った瞬間に更新され、チャートとして表示されます。

値動きを細かく見る事が可能となる為、ティックチャートと普段使っているインジケーターが共に同じ方向へ動いている時にエントリーするようにしましょう。

取引ルールを決めておく

バイナリーオプションの30秒取引は、通常の取引では、チャート分析をして相場の流れを掴み、トレンドを読んで取引をするのに対し、瞬間的な相場の動きを見て取引をします。

ギャンブル感覚に陥る危険が高くなる為、熱くなり過ぎないように、『5回連続で負けたら、一時止める。』・『負けても取引金額は増やさない。』などのルールを自分で決めておきましょう。

まとめ

バイナリーオプション30秒取引とは、バイナリーオプション取引の中でも、最短で取引が終わる取引方法となります。

1秒の差で取引の結果が変わる取引とも言えますので、エントリーは素早く行えるよう、取引画面の操作などには、慣れておきましょう。

チャート分析があまり通用しない為、ギャンブル性が高くなる可能性があります。

自身の性格的を考え、バイナリーオプションの30秒取引をするのに『向いている』・『向いていない』のかも考えましょう。

ギャンブル思考の方や資金管理が苦手な方には、危険な取引方法となる可能性もありますが、資金管理やメンタルの管理がきちんとできる人で、ゆっくりとチャート分析をする時間の無い方などには向いている手法と言えます。

バイナリーオプションで、通常の取引方法に加え、30秒取引を上手く利用し、使い分けしながら、勝率を伸ばす事が出来るようになりましょう。

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