バイナリーオプションの5分取引を攻略しよう!

バイナリーオプション攻略手法

バイナリーオプションの取引といえば、短い時間で取引が完結する事が人気の理由の一つであります。

バイナリーオプション取引の中でも、判定までの時間が15分以下で行われる取引の事を『短期取引』と呼ばれています。

バイナリーオプション取引を始めたい方や、すでに取引をしている方には、『短期取引』でトレードしたいと思っている方も多い事のではないでしょうか?

ここでは、短期取引の一つ『5分取引』について解説していきます。

5分取引の特徴

5分取引の特徴を見ていきましょう。

海外バイナリーオプション業者でのみ取引ができる

国内バイナリーオプション業者での取引の場合、取引の開始時間から判定時間までの時間が、最短で2時間後と決められています。

取引の判定時間までが2時間と決められているため、一日に取引可能な回数は最大12回となります。

海外バイナリーオプション業者で取引をする場合は、判定時間を、30秒後、60秒後、、2分後、5分後、15分後、1時間後、2時間後、1日後などと自分で決める事ができます。

自分で取引の時間を決める事ができる為に、取引回数もより多く取引する事が可能となります。

国内バイナリーオプションの規制により、海外バイナリーオプション業者での取引の方法に違いが生まれました。

テクニカル分析が通用しやすい

バイナリーオプション取引は、判定時間のレートが取引開始時間から上がるか・下がるかを予測する取引方法です。

根拠をもって取引をするためには、チャートの動きを見て、この先どのように動いて行くのか予測する『テクニカル分析』を用いて取引をする方がほとんどです。

短期取引の中でも、30秒取引や60秒取引などの取引方法は、取引時間が極めて短く、取引の結果がすぐに出るメリットがありますが、判定までの時間が短すぎる為に、テクニカル分析が通用しにくいというデメリットがあります。

5分取引では、30秒取引や60秒取引に比べ、テクニカル分析を駆使して、相場の予測が立てる事が可能で、長期間の取引と比べ、相場の転換や、経済指標などの影響を受けにくく、5分で終わる取引な為、精神的なストレスも掛かりにくいメリットがあります。

ノイズなどによる突発的な値動きに影響されにくい

チャートの動きは、一直線に進むのではなく、上下に上がったり、下がったりを繰り返し、ジグザグしながら上昇または下降していきます。

相場が一定の割合で上昇し高値を更新し続けてる時は、『上昇トレンド』・相場が一定の割合で下降し底値を更新し続けてる時は『下降トレンド』・一定の範囲内で上にも下にも動かない状態を『レンジトレンド』と言います。

また、『ノイズ』と呼ばれるチャートが一瞬鋭く、大きく動くという予測の出来ない動きをする事があります。

ノイズは、トレンド相場(上昇トレンド・下降トレンドのある相場)、レンジ相場(レンジトレンドのある相場)、どのような相場でも発生しています。

ノイズは、ランダムに発生する為、予測する事が困難です。

30秒取引や60秒取引では、判定までの時間が短いため、ジグザグ動くチャートがエントリー方向と逆向きに動いた一瞬のタイミングやノイズにより負けてしまう可能性があります。

5分取引では、判定までの時間が長いので、途中ジグザグする値動きの中で逆向きのタイミングで判定時間となったとしても、最終的に元のレートより上昇または下降している可能性が高くなります。

取引時間が短い

30秒取引や60 秒取引などの取引方法に比べると、取引時間は長いですが、5分という短い時間で取引を終結する事が可能となります。

短い時間で取引を繰り返すことが出来る為、短時間で大きく稼ぐ可能性のある取引方法となります。

取引に負けた時に、熱くなってしまう方やや、適当に取引してしまう方には、ギャンブル性が高くなる可能性もありますので、注意が必要です。

ペイアウト率が高い

海外バイナリーオプション取引では、ペイアウト率がバイナリーオプション業者により異なりますが、取引時間が短い程、ペイアウト率は高くなる傾向があります。

1時間取引などに比べ、ペイアウト率が高いため、より稼ぐ事が出来る可能性があります。

転売が可能

バイナリーオプション業者により、取引のルールが異なりますが、多くの投資家が利用しているハイローオーストラリアでは、5分取引は、1分前まで転売が可能となっています。

30秒取引や60秒取引では、判定までの時間が短すぎる為、転売が出来なくなっています。

5分取引では転売をする事により、相場が反転した時など予測と違った時でも、損失を減らす事が可能となります。

ドロー判定が無い

30秒取引や60秒取引などの取引時間が短い取引をする時に、値動きの少ない相場だと、取引の開始時間の価格と判定時間の価格が同じ価格となる事があります。

取引の開始時間と判定時間の価格が同じ場合の事を『ドロー』(引き分け)と言われ、勝敗の無い判定となります。

バイナリーオプション業者の取引ルールでは、『ドロー』=『負け』となる事が多いようです。

5分取引では、5分間の取引時間があるのでドローとなる可能性が低い事、転売機能が使える為、ドローとなり負ける事を防ぐ事が可能となります。

5分間取引の攻略法

5分取引を上手く使う為の攻略法を見てみましょう。

トレンド相場を見極める

バイナリーオプションでは、様々な分析方法がありますが、ここでは、『ローソク足』『移動平均線』を使ってトレンド相場を見極める方法を紹介していきます。

ローソク足は、始値・終値・安値・高値の4つの値動きを表し、長方形の形と上下に伸びる線の長さによって、相場の動きを時系列で記録する分析方法です。

胴体

  • ローソク足の長方形の部分を胴体と呼びます。
  • 胴体の形が始まるときの価格が始値、形が終わるときの価格が終値を表します。

下ヒゲ(下影)

  • 胴体から下に伸びた線が、安値(一番安い価格)を表します。

上ヒゲ(上影)

  • 胴体から上に伸びた線が、高値(一番高い価格)を表します。

陰線

  • 始値が終値より大きい時は、価格が下がっていることを表します。

陽線

  • 始値が終値より小さい時は、価格が上がっていることを表します。

相場を見たときに、陰線が多ければ、下降トレンドであることを表しています。

陽線が多ければ、上昇トレンドであることを表しています。

移動平均線は、設定した過去の期間の平均終値を線で繋いだ分析方法です。

英語でMovingAverage(MA)と言われる事もあります。

短期線、中期線、長期線の三種類の位置や動き方を見て分析します。

  • 5、7、14日間の平均終値を表す線を短期線と言います。
  • 21、50日間の平均終値を表す線を中期線と言います。
  • 90、180、260日の平均終値を表す線を長期線と言います。

移動平均線が右肩上がりの時は、上昇トレンドであることを表しています。

右肩下がりの時は、下降トレンドであることを表しています。

傾きが強い時は、トレンドの勢いも強くなります。

ローソク足、移動平均線、それぞれ単独でも値動きの予想することは可能ですが、2つの指標が、同じ予測を示す動きをする事で、単独で予想する時より明確な根拠を持ったバイナリーオプションの取引が出来るようになります。

上位時間足を確認する

5分取引をしているので、5分足だけを表示して取引をしていませんか?

上位時間足とは、今表示している時間足よりも長い時間足の事を言います。

相場の動き方には、短い時間足の動きは、大きな時間足の動きに合わせて動くという特徴があります。 

5分足が下降している・15分足は上昇している場合

  • 相場の大きな流れは、上昇トレンド中であり、5分足の値動きも上昇する可能性が高い為、ロウエントリーするのは危険と判断が出来ます。

5分足が上昇している・15分足も上昇している場合

  • このまま上昇し続ける可能性が高いと判断出来ます。

精度の高い取引をするには、一つの時間足だけでなく、上位時間足を確認することが必要となります。

0秒エントリーをしよう

0秒エントリーとは、ローソク足が切り替わるタイミング(ちょうど0秒のタイミング)でエントリーをします。

一番新しい情報が反映されたチャートをテクニカル分析する為ですが、同じようにエントリーする投資家がとても多く、約定拒否が起こる可能性があります。

約定拒否とは、エントリーしたのにエントリーが実施されずに、取引が成立しない事を言います。

約定拒否を避けるために、0秒ではなく、59秒でエントリーすると良いでしょう。

トレンド相場で順張り

順張りとは、相場の値動きに合わせて、トレードする方法です。

値動きが、上昇していれば、そのまま上がり続けると予想し取引をする事を言います。

強めのトレンドを見つけ、ローソク足が移動平均線の短期線または中期線に触れたタイミングでトレンドが方向にエントリーします。

レンジ相場で逆張り

逆張りとは、相場の値動きとは反対にトレードする方法です。

値動きが上昇している時に、下降すると予想する事を言います。

5分取引は、逆張りとの相性が良いとされており、逆張りでトレードする投資家が多いようです。

RSIの数値でエントリーを判断します。

RSIとは、今の相場が『買われすぎている』または、『売られすぎている』のかを表わしている指標です。

RSI値が30より下の場合は、売られすぎている事を表し、70より上の場合は、買われすぎている事を表します。

レートが反発する可能性が高くなる為、RSI値が30より下の時は、ハイエントリー・RSI値が70より上の時は、ローエントリーをしましょう。

トレンド相場では、RSI値30または70を大きく超え、そのまま上下にジグザグを繰り返す動きとなるので、レンジ相場でのみ行いましょう。

転売を利用する

バイナリーオプション業者により、転売が出来る、出来ないが変わります。

予想が外れそうな時には、途中で取引を終了させて、少しでも利益を得るようにしましょう。

ペイアウト率が取引満了時に比べて悪くなりますが、損失を出さずに済みます。

まとめ

バイナリーオプションの短期取引の一つ5分取引について解説しました。

『30秒取引や60秒取引では、短すぎる。』『チャート分析をしてバイナリーオプションの取引をしたい。』という方には、良い取引方法ではなかったでしょうか。

短期取引では、自分の分析方法を確立させ、精度の高い取引が出来れば、大きく利益を出す事ができる可能性があります。

チャート分析には、たくさんの種類がある為、自分に合った分析方法を見つけて、短期取引を成功させましょう。

 

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